こんにちはモグラです。
今週は天皇賞・秋ですね。
競馬が1番盛り上がる時期で、私も毎週末が楽しみで仕方がありません。緊急事態宣言も解除しましたし、競馬場にも一般のファンも限定的ですが入場していて、徐々に平時を取り戻してきていると思います。
そして今回はサイン馬券についてお話ししたいですね。実は今年の天皇賞はサイン馬券で馬券を買おうと目論んでいるモグラです。

サイン馬券ってなに？

「サイン馬券って何？」と思いますよね。サイン馬券を知っている方は説明が不要だと思いますが、初めて聞く方は？？ですよね？
馬券を買う上で、皆さんは追い切りだったり、馬体重だったり、厩舎のコメントだったり、一連の成績だったりを重視して馬券を買うと思うんですけど、サイン馬券は違います。
レースでのサインを見つけて、それに合わせて馬券を購入する事です。
ですからサイン上に浮かび上がった馬がとてつもない穴馬でもサイン馬券を支持している人は躊躇なく馬券を買います。
サイン馬券は昔からある競馬予想法の1つでもあります。このサイン馬券を広めたのは競馬評論家の高本公夫氏だと言われております。「タカモト式」とも一部の競馬ファンには呼ばれています。誰たの為にJRAがサインを出しているのかは謎ですが、サイン馬券は確実に存在しています。偶然とは決め付けられない馬券は過去に幾つもありますからね。

時事ネタがサイン馬券のベース

サイン馬券は時事ネタがベースです。例えば週中に有名な種牡馬が死亡すると、その産駒などが走ります。
ディープインパクトやキングカメハメなどは産駒も大多数いるのでサイン馬券としては機能しませんが、マイナーな種牡馬の方がサイン馬券としての価値はあります。 1つの例を上げておきましょう。
2019年11月3日にマヤノトップガンが死亡しました。11月9日に行われた武蔵野ステークスではマヤノトップガンが母父であるワンダーリーデルが9番人気で優勝しました。
モグラはワンダーリーデルの単勝25.2倍をしっかりと頂きましたよ。美味しい配当ですよね？サイン馬券がなければ9番人気の単勝を普通は買えません。マヤノトップガンが死亡したからこそその週のワンダーリーデルの単勝が買えたのです。事実その後にワンダーリーデルは1度も優勝していませんよ。
時事ネタですから日本国内のものから世界的なものまで様々ですが、時事ネタベースのサイン馬券というのがベーシックだと思います。

サイン馬もいるサイン馬券

サイン馬というのも存在しております。あの名馬ディープインパクトも実はサイン馬でした。ディープインパクトはクラシック三冠馬でクラシック3戦で全て優勝していますが、2着馬3着馬のサイン馬として機能していたのです。

皐月賞
ディープインパクト7枠14番：1着
アドマイヤジャパン8枠16番：3着☆

日本ダービー
ディープインパクト3枠5番：1着
インティライミ4枠7番：2着☆

菊花賞
ディープインパクト4枠7番：1着
アドマイヤジャパン3枠6番：2着☆
ローゼンクロイツ2枠4番：3着☆

クラシック3冠は全てディープインパクトの隣枠が2着3着にきている、馬券になっているのです。但しディープインパクトが出走した全てのレースでサイン馬になっている訳ではなく、クラシック3戦だけのサイン馬だったのです。サインはいきなり途切れてしまいます。
なぜかは分かりませんが、サイン馬券とはそういうものなのです。
モグラはこの菊花賞をディープインパクトから絞りに絞って2点で三連単を頂きました。

過去のサイン馬券

上記のディープインパクトよりももっと凄いサイン馬券は存在しています。
ここからは過去のサイン馬券の実例をご紹介していきたいと思います。サイン馬券はG1などの大きなレースではその絶大な威力を発揮します。

伝説の有馬記念

2001年の有馬記念はサイン馬券界隈では伝説と呼ばれています。
この2001年はアメリカ同時多発テロが起きた年です。まさに世界を震撼させた出来事でした。そして有馬記念を優勝したのはマンハッタンカフェ、2着はアメリカンボス、共にアメリカに由来した名前でした。
この2頭の馬連が【486.5倍】です。馬連で4万馬券ですよ。凄いですね。モグラは1000円購入していました。当時は「まさかね、この2頭で決まるわけはないけど、一応遊びで1000だけ買っておこう」と本当に軽い感じで馬券を購入していました。レース後は的中した喜びよりも、とにかく驚いた事を覚えています。「本当に来たよ・・・」って。 オッズも確認しないで馬券購入していたので配当を見てまた驚きでした。

クラシックにはサイン馬がいる

これはディープインパクトがサイン馬という事でお話ししたと思いますが、昨年2020年のクラシック３冠にもサイン馬はいたんですよ。
昨年はコントレイルがディープインパクト以来の無敗三冠馬になりましたが、その影でサイン馬はちゃんといたんです。コントレイル？？じゃないですよ。同じグループ馬主であるディープボンドです。

皐月賞
ディープボンド3枠6番
サリオス4枠7番：2着☆

日本ダービー
ディープボンド7枠13番
サリオス6枠12番：2着☆

菊花賞
ディープボンド4枠8番
アリストテレス5枠9番：2着☆

見事にディープボンドの隣馬番が全て2着です。これ偶然だと思います？
偶然じゃないです。サイン馬券です。
モグラは最後の菊花賞を馬連2点で頂きました。だってコントレイルからディープボンドの隣の馬に2点馬連を買えば当たるのですから、これほどオイシイ馬券はありませんでした。 馬連は【9.1倍】です。20,000円購入して18万円です。オイシイですよ。
しかしこのクラシックのサイン馬券は1つだけネックがあります。もう気づいた方もいると思いますが、このサイン馬券は最後の菊花賞か秋華賞にならないと分からないという事です。 それと毎年サイン馬がいる訳ではなく、居ない年もあります。
モグラの気持ちとしては毎年いて欲しいと願っているんですけどね。

クラシックだけじゃないサイン馬の存在

サイン馬はクラシックだけじゃありません。今年のスプリンターズSのダノンスマッシュもサイン馬でした。ダノンスマッシュは2019年に初めてスプリンターズSに出走して3着でしたが、同時に３つ隣枠の馬が勝利していました。今年で3回スプリンターズSに出走しましたが今年も下記の通りです。


2019年スプリンターズS
ダノンスマッシュ1枠2番：3着
3つ隣枠の4枠が1着2着
タワーオブロンドン4枠8番：1着☆
モズスーパーフレア4枠7番：2着

2020年スプリンターズS
ダノンスマッシュ2枠3番：2着
3つ隣枠の5枠が1着
グランアレグリア5枠10番：1着☆

2021年スプリンターズS
ダノンスマッシュ7枠14番
3つ隣枠の2枠が1着
この場合8枠→1枠→2枠となります。
ピクシーナイト2枠4番：1着☆


私はダノンスマッシュが3着2着と来ていたので、今年は1着で2着がピクシーナイトだとばかり思い込んでしましい馬券はハズレましたが、ダノンスマッシュの3つ隣枠が機能しています。2022年のスプリンターズSにダノンスマッシュが出走してきたら3つ隣枠は要注意ですよ。

まとめ

サイン馬券とはどういうものか少しはご理解頂けたでしょうか？
時にはとてつもない高配当となるサイン馬券です。サイン馬券と言っても多種多様で、色々と考えなくてはいけません。まるで事件を推理していく感じと似ているかもしれません。 自分なりのサイン馬券を見つけるのも1つの競馬の楽しみ方だと私は思います。サイン馬券、結構奥が深いのぜひ自分のスタイルを見つけてみてください。
それでは皆さん、本日も最後まで読んで頂き有難う御座います！


おまけ

先日の天皇賞はサイン馬券で枠連1-3で大勝負しました！
馬連よりも枠連の方が10円オッズが高いのもラッキーです。昔は枠連しかなかったので枠連もたまにはいいかもです。
枠順が決まる前から枠1-3のサインがあったのでこれは嬉しいです。